こちらのグラフは金価格とアメリカの金利を表すチャートです。左側の目盛りが金価格、右側の目盛りが金利(*実質10年債利回り)となっており、金利は上がマイナス、下がプラスとなっています。
このグラフからは、金利が上がれば金価格は下がり、金利が下がれば金価格は上がることがわかります。
しかし、2022年から金利が上がる局面にも関わらず、金価格も上昇。
これは、今の金上昇が「投資商品」としてではなく、別の金需要が発生していることを示しています。つまり、過去1~2年の金価格上昇は、これまでの「本来の金価格上昇要因」とは異なる理由で上昇しているのです。
そして、今後金利が下がるフェーズに入れば、本来の金需要が増加し、さらなる金価格上昇が狙えます。
では、今金価格が上がっている理由は何なのか?その一つが…「世界各国政府のドル離れ」です。